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妊婦の腰痛と足の付け根の痛み
N・O/2006年11月11日<土>23時36分/
突然のメールで失礼します。
母が先生にお世話になり、紹介を受け、今回相談をさせて頂きたくメールしました。

私は現在、妊娠34週目の妊婦です。
来月21日予定でに出産を控えていて、婦人科の先生からは母子共に順調と言われています。
ただ、腰痛と足の付け根の痛みがひどくなってきて、それがとてもしんどく悩んでいます。
おなかがせり出してきたから・・・と諦めるしかないものなのか、それとも何か症状を緩和させる方法があるのかお伺いしたいと存じます。

お忙しいとは思いますが、よろしくご返信の程お願い致します。
消炎鎮痛剤
菅原整形外科院長/2006年11月13日<月>17時45分
妊娠されてから出産後1年ぐらいまで(授乳が終わるぐらいまで)は消炎鎮痛剤は使いにくい状態であるのが一般的です。

まず、妊娠初期のころは胎児に対する催奇性という心配があります。胎児の器官がすべて形成されてからは、プロスタグランジンという物質の問題がでてきます。胎児と新生児とでは血液の循環状態が異なります。実は胎児循環から産声をあげて新生児の循環動態になるときに二酸化炭素とプロスタグランジンという物質が作用した胎児の時にあった心臓の穴を閉じます。

消炎鎮痛剤の作用は、痛みの元になっているプロスタグランジンを抑制するのが主です。ですから消炎鎮痛剤を使うということは胎児の心臓によくないということになります。産後は母乳に消炎鎮痛剤の成分が移行するので、それもまたあまり気持ちの良いものではないということになります。

が、アセトアミノフェンという類の痛み止めには上記のような作用がありませんので、産科の医師または整形外科の医師に相談されてはどうでしょうか。
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